MINIMINI模型博物館........................ 0-6-0GER奮戦記
1)唯一最大の欠陥機種である。外装は真鍮製で塗装は美しい。だが?
欠陥1)ボイラーが蝋ズケではなく、半田ズケであった。隣の歯科医に蝋ズケをしてもらったが見栄えが良くないので、バーナーを購入し私が蝋ズケを試みた。結果無残な姿で終わった。アスターより新品のボイラーと交換してもらったが、これも半田ズケだった。今度は慎重にし蝋ズケ成功。最近安全弁の半田が溶けたので外観をそこねるのではんだで我慢している。
欠陥2)ロスコー給油器が怪しい。10mほど走るとエンジンが止まり、走り装置全体がこわばり手で動輪を回しても,頑として回らなくなる。最初はボイラーのゴミでもかかるのかなと考え、ボイラーの掃除をしてみた。確かにゴミは出たがエンジントラブルは同様だった。万策つきアスターヘ入院したが、退院後も症状は同様で、恐らくエアーテストくらいで治癒診断をしたのでしょう。思案の末、ロスコー給油器にメスを入れる決断となった。早速給油器をフレームからはずし高低を加減確かめ幾分の効果がわかり、通過式のロスコーに改造し解決した。
欠陥3)動輪の材質が鉄でなかった。1)度重なるエンジンストップの無理で動輪と車軸にガタがきだし、90度の位相がズレだし、ポンチで絞めて一件落着。叩き過ぎて軸が歪んだりして悪戦苦闘
2)外観がかなり痛み可哀相だが遠慮のいらぬ愛車となった。アブリ缶なので水と燃料でブロアーの煩わしさもなくすぐ走り出す。木製で客車を2輌作りました。
3)もし、この機種をお持ちの方がおられましたらご返事を下さい。アドバイスをしてあげたいと思います。