月別アーカイブ: 2002年10月

小野瀬邸見学会

平成14年10月27日、小野瀬邸見学会

 

現在は北海道にお住まいの七代目小野瀬忠兵衛さんにわざわざ来て頂き、私たちのために、邸内を開けていただきました。.
約2時間ほど、邸内、蔵、庭園を隅々まで見ることが出来ました。噂どおり太い大黒柱や、しっかりした梁にしばし固唾を呑みました。

 

 

正面入り口 事務所に飾られた特許肥料の看板

 

 

奥の間へ続く階段 2階数奇屋風座敷

 

 

一つだけ残った蔵 裏庭より離れの隠居部屋を望む

  
 

当日は小野瀬邸周辺も散策しました。龍ヶ崎の中心市街地、人家の密集地にこんな素敵な路地裏があったのかと、驚きました。

 

古風な屋敷が並ぶ路地裏 なんだかタイムスリップした感じ

 

 

 年配者いわく「その先の表通りは、今は車の交通量が多くなっているが、昔は川だったので、よく水遊びをしたものだ。」と、懐かしげに話されました。
また、この辺は、近くには楠森稲荷大神や頼政神社があり、古くからの言い伝えが残っているそうです。

 

 

楠森稲荷大神

 

小野瀬邸の保存に関する要望書を提出

平成14年10月21日
小野瀬邸の保存に関する要望書を提出

 

 

会を代表して片山会長、八木副会長等が龍ヶ崎市役所に足を運びました。そして市長に直接お会いして、これまでの経緯を説明した上、要望書に市民の会の趣意書及び会則、小野瀬邸敷地地図、建物見取図、10月12日付のワークショップを添付して手渡しました。

 

 

挨拶する片山会長 要望書を読見上げるむ八木副会長

 

 

気持ちとは裏腹に財政難のため苦悩する市長 懇談の席で、新聞記者さんからこれからのことについて厳しい質問が出ました。

 

 

 今回のことで、私たちの活動が行政に認知していただくことが出来ました。そして、タウン紙等を通じて、幅広く市民の皆様にも理解を求める事が出来たと思います。 結果は別として、要望書の提出は、私たち市民の会の活動の、大きな前進を意味するものと思っています。

 

市民の会発足式

平成14年10月12日、市民の会発足式

 

これまでも、小野瀬邸の保存に関しては、署名運動が行なわれ、11,309人の署名と共に、陳上書を龍ヶ崎市に提出する等の活動が一部有志によって行われて来ました。この運動がきっかけとなり、私たちの周りにはまだまだたくさんの古くて価値のある建物が残っている事を再認識する事になりました。古い建物はほっておくと風雪に耐えかねて、消滅の可能性があります。これらを守る事は龍ヶ崎の古い町並を守る事であり、それは歴史や文化を大切にすることに繋がります。そしてその事を市民の皆様と一緒に考えるために、本日正式に「龍ケ崎の価値ある建造物を保存する市民の会」の発足式となりました。

 

会発足の意義を説明する片山会長(右) 発足式に来ていただいた市民の皆様

 

 

 発会式の後、保存を前提にした「小野瀬邸の活用」について7~8名の2グループに分かれてワークショップが行われ、文化・芸術の場、市民交流の場など、意義な意見が出されました。

 


ワークショップで出された意見を分析している会員